介護保険ことはじめ 平成23年12月15日 (医)松徳会 松谷病院 MSW室長 小澤 陽子さん 「認知症への対応」 過去の記事を読む 高齢者人口が増えていくときに問題となるのが認知症患者への対応です。 今回は認知症について考えていきましょう。 認知症に対する制度や施策はたくさんあるのですが、それが一つにまとまっていないのが課題で、来年4月の制度改正に向けて現在、色々な仕組みが作られています。それでは具体的にどうしたらよいのでしょう。 「おかしいな」と気付いたら、まずかかりつけの先生に相談しましょう。認知症は精神科だけでなく内科などの病院でも診断・治療ができます。認知症サポート医という制度もあり、研修を受けた医師が大阪府内で100人ほど、枚方・交野市内にも6人おられ、認知症に対しての診断・治療などを行い、認知症疾患医療センターなどへの紹介も行っています。当院の理事長もサポート医の一人です。 今は良い薬も出ていますので「早期発見・早期治療」が決め手です。 そして、生活上問題が出てくれば、ケアマネージャーや担当の地域包括支援センターに相談します。病院からも紹介できますので、ぜひご相談ください。 次回は最終回です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (医)松徳会 松谷病院MSW(医療相談室)室長 メディメゾン東月施設長 介護支援専門員 社会福祉士 松谷病院 枚方市津田西町1の29の8 Tel.072(859)3618
Dr.ノート 平成23年3月1日号 市立枚方市民病院 副院長 古川 恵三先生 「健康は自分で守る―予防医学のすすめ―」 過去の記事を読む 厚生労働省の統計資料によると、現在、日本人の死亡原因の上位は、がん、心疾患、脳血管疾患の順となっています。さらに、突然死の中で最も多いのは、急性心臓死です。 病気を治す「治療医学」が大変進歩していますが、正しい知識を持ち、日頃の生活習慣を改めれば、未然に防ぐことができる病気もあります。そのため、病気にならないように日頃から予防する、また病気を早期に発見して治療し、再発を防止する「予防医学」が重要となっています。 皆さんの食生活・運動・生活習慣で、病気の原因になる不適切なものはありませんか? 近年、アルコールの消費量が伸びるのと平行してアルコール性の肝障害が増え続けています。また、タバコを吸っている人は、吸わない人に比べて、およそ1.5倍の確率でがんにかかりやすいと言われています。適切な食事、運動は、糖尿病や脂質異常症などの病気を防いだり、症状を改善したりすることができます。インフルエンザや子宮頚がんなどの予防接種も病気の予防に有効です。 予防医学の主人公は医師ではなく、健康で充実した人生を求める皆さん自身です。そのために、本院でも人間ドック・脳ドック・各種健診・予防接種等を行っていますので、ぜひご活用ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ 医学博士 日本麻酔科学会認定麻酔科指導医、麻酔科標榜医、日本ペインクリニック学会認定専門医、大阪医科大学臨床教育教授、大阪歯科大学非常勤講師
地域の専門医に聞く2 平成23年4月15日号 シリーズ先生教えて! 林耳鼻咽喉科 「花粉症」 過去の記事を読む 花粉症は、植物の花粉が原因となって生じるアレルギー疾患の総称で、主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎があります。花粉が鼻に入ると、直後にクシャミ、鼻みずが出て、少し遅れて鼻づまりとなります。花粉が目に入ると目がかゆくなり、涙が流れ、目が充血します。症状が強い時は、鼻で吸収されなかった花粉の抗原成分が鼻から喉へ流れ、喉がかゆくなり、咳が出ます。また鼻づまりによる頭痛、鼻や喉の炎症による微熱、だるさなどの症状に悩まされます。 日本人の約20%は花粉症と言われており、花粉症の70%はスギ花粉症と推察されています。 治療は対症療法と根治療法があります。対症療法では、症状の出方や重症度によって内服薬や点鼻薬などが使われます。根治療法には減感作療法と呼ばれる抗原特異的免疫療法があり、特定したアレルゲンである花粉の抽出液を希釈し、皮下に注射します。低濃度から少しずつ高濃度へ上げていき、花粉に対する免疫学的寛容を獲得させるものです。 スギ花粉症に対する減感作療法は80%以上の患者さんに効果がありますが、じん麻疹やアナフィラキシーなどの全身症状が起こることもあるので、アレルギー科を持つ専門施設での施行が望まれます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 診 療 科 目 耳鼻咽喉科・気管食道科 診療時間:9:30〜12:30 休 診:木・日・祝 TEL 072(846)2155 枚方市岡東町12-1-410 京阪「枚方市」駅前サンプラザ1号館4F
科学の感動をすべての人々に!実験しよう 平成23年11月15日号 山田善春 スリル満点!色変わり爆発泡実験 過去の記事を読む 今回は宴会の隠し芸としても楽しめる、スリル満点な、でも安全で楽しい実験を紹介します。 用意するものは、カレー粉に含まれる香辛料のターメリックと重曹、クエン酸(なければレモンの搾り汁)とコップにスプーンです。 小さじ1杯のターメリックをコップに入れ、水を半分ほど加えてよく混ぜると、黄色いミックスジュースのような液体になります。 そこに重曹を大さじ1杯ほど加えて混ぜます。すると写真左のようなオレンジ色に変わります(別容器に少し取っておくと色の比較がしやすい)。ターメリックの黄色い色素のクルクミン(中性)にはアルカリ性になると赤色に変わる性質があります。重曹は水に溶けるとアルカリ性になります。そのためターメリックがオレンジ色になったのです。 このオレンジ色の液体にクエン酸(またはレモンの搾り汁)を大さじ2杯ほど加えて混ぜます。すると写真右のように泡が爆発的に噴き出します(あらかじめ下に受け皿を用意しておくと周囲を汚しません)。 この泡は重曹がクエン酸と反応したために出てきた炭酸ガスです。クエン酸で液が中性に戻ったので、ターメリックもオレンジ色から黄色に変化しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 理科教諭や学生、社会人など、実験好きの人たちが集まるサイト「オンライン自然科学教育ネットワーク」の世話人。 http://www.onsen-web.org
Q 小学生の子どもなのですが、以前は学校であったことを話してくれていました。ここ最近は、ほとんど口を開きません。どのように対応すれば良いのでしょうか? A われわれ、大人であっても、充実した一日もあれば、そうでない日もあります。私事で恐縮ですが、わが家では「夫婦のおきて」を設けてます。 まず、双方が帰宅した場合には「あぁ今日は疲れたぁ…」は絶対に禁句です。では、どのような言葉を発するのか?笑顔で「今日、一日、よう頑張ったでぇ」です。そうすると、食卓の場は「頑張った話」になります。そこで、その頑張った話を聴いて、お互いを褒めたたえます。 次の「夫婦のおきて」は、これも帰宅時、または食事の時間帯に「今日は何か良いことあった?」と尋ねます。良いことがあれば、その話は食卓のメーンディッシュとなります。もし、良いことがないとの返答が返って来たときには、「今日は平和な一日で良かったね」と答えます。 また、つらいことがあった日には徹底的に妻の話に耳を傾け、「それはつらかったなぁ…」「それは腹立つよなぁ…」と、受容し、共感します。それもカウンセリング料金は無料です。 子どもの笑顔は、何か良いことがあったはずです。子どもの曇った顔は、何か嫌なことがあったのでしょう。 年末、年始は子どもと話す時間も増えることでしょう。そのようなときにこそ、手前みそですが、私たち夫婦のように「子どもとのおきて」をひそかに心に秘め、うまく使い分けをしてみてください。必ず、良い越年、新年を迎えることができるはずです。 本年も私の拙文を読んでいただきまして、心より感謝申し上げます。皆様のご家族全員が無事故、ご健康な状態での越年、迎春を祈念致しております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。 心理分析室 深田昭一事務所 TEL072(833)8556
枚方支局から 平成24年2月1日号 最新号! 読売新聞枚方支局 中田 敦之 「あれから17年」〜阪神大震災の日に〜 過去の記事を読む 阪神大震災から、1月17日でまる17年になりました。記者は当時、大学1回生で、神戸市東灘区のマンションに一人暮らし。「ゴゴゴゴー」というものすごい音と揺れで、部屋の中がぐちゃぐちゃになり、跳び起きました。 最初は何が起きたのか分からず、外に出て、まだ暗い空の下、電柱が何本も傾き、民家が押しつぶされているのを見て初めて、地震だったと理解できました。 土ぼこりや、ガス漏れの臭い。「声がするで」、「ここに寝てたはずなんや」。近所の人たちと協力し、つぶれた家の下に生き埋めになった人たちを助け出して回りました。 2か月余り続いた避難所生活。風呂に入れたのは1か月後でした。避難所近くで再開した銭湯で、体が汚れすぎて、せっけんの泡が立たなかったのを覚えています。 17年後のこの日は、枚方市立香里小学校で取材をしました。同市出身で阪神大震災と東日本大震災を経験した舟山洋子さん(33歳)が、全校児童に向かって講演しました。 舟山さんは、高校生の時に枚方市の実家で阪神大震災の揺れに見舞われ、結婚して福島県伊達市に住んでいた昨年3月、東日本大震災に遭いました。 自宅は、震災で事故があった福島第一原発から約60km。放射能被害を心配し、子供3人を連れて枚方市の実家に身を寄せています。 講演で舟山さんは、「2つの震災を経験し、災害は思いもよらぬ時に来て、今まで当たり前だった生活が、どんなに平和で幸せだったかを思い知らされた。だからこそ、今を大事に、家族や友達に優しく、毎日を後悔のないよう過ごして」と語りかけ、児童は真剣な表情で聞いていました。 舟山さんは、長男(6歳)が春に小学校に入学するため、枚方の学校に行かせるか、福島に戻るか、迷い続けているそうです。 内閣府によると、福島、宮城、岩手の3県から他の都道府県に避難している人は1月12日現在で計約7万人。東日本大震災から10か月以上がたちますが、震災が人々の暮らしに与えた被害は、簡単には元に戻せないほど大きいのだと、改めて感じます。
分かりやすいマイライフ株式講座83 基礎から学ぶ株式講座 平成24年2月1日号 最新号! 谷深ければ山高し 過去の記事を読む 日本では江戸時代の昔より領主が藩の財政が厳しくなると年貢を上げ、その揚げ句、農民は逃散していなくなる、と相場は決まっていて、重税による財政再建には疑問があります。 日本の財政はこのままでは成り立たず、国会では消費増税が焦点となっていますが、これは将来、避けて通れない税制改革であり、しかし、その前に議員定数や公務員給与の削減、そして、これまでに大判振る舞いしている社会福祉制度の見直しを実行し、バケツの穴を塞いでおく必要があります。 生活保護制度においても、大部分は適正な支給がなされてはいるものの、中には毎月40万円以上も現金支給され、貴族のように優雅な生活を享受する特権を与えられた人たちがいるのも事実です。 国内企業も高度経済成長期には大きな利益を上げていたことで難なく払えた税ですが、海外企業との競争が激しい現在では、税負担や各種規制を世界の企業と同じ条件にする必要があります。 今、そのことを本気で取り組む姿勢は、世界の投資家に高く評価され、また本格化した復興需要で経済が活気づき、2月以後の相場は堅調に推移すると予想され、買値より5%くらいの上昇では利益確定せず、次のユーロ危機の話題が出るまで利益目標を20%以上に持続し、頑張ってください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中高年対象の安心の総合サポートシステムを提供する ロイヤルコミュニケーション倶楽部で超初心者向けの株式講座を開講中(90分500円)。
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